日高市消防団は、昭和30年に日高町消防団として発足して以降、郷土愛護の精神をもとに、市民の生命、身体及び財産を守るという使命を全うするため、活動を続けております。
これまでも火災や風水害等、消防団の力が必要とされる際は、我々の持てる力を十二分に発揮し対応してまいりましたが、昨今の日本国内における災害発生状況を鑑みますと、より消防団員による活動の充実が必要であると感じます。
そのため日高市消防団は、火災防御を目的とする訓練はもとより、近年日本全国各地でたびたび発生する地震災害、土砂災害、大型台風の襲来、集中豪雨による洪水等の対応も視野に入れ、救助資機材運用訓練や図上シミュレーション訓練などの多様な訓練にも取り組んでおります。
また、日高市における自主防災組織の充実に伴い、市民の皆様との協働として、各地区の自主防災訓練へ積極的に参加し、応急手当や心肺蘇生法、初期消火方法等を指導させて頂くことで、自助力、共助力の向上に、お力添えさせて頂いております。